アメリカのトランプ大統領は中国の習近平国家主席との首脳会談を振り返り、会談は「10点満点で12点だ」と述べました。
また、トランプ氏が来年の4月に中国を訪問することで合意したと明らかにしました。その後、習近平氏がアメリカを訪れるとしています。
トランプ氏によりますと、会談では中国側が▼レアアースの輸出規制導入を1年間見送ること、▼アメリカ産大豆の輸入を大幅に拡大すること、▼合成麻薬「フェンタニル」の対策強化を行うことなどで合意したということです。
これに対し、アメリカ側はフェンタニルの流入を理由に中国に課している20%の追加関税を10%にただちに引き下げるとしています。
トランプ氏はロシアとウクライナの戦闘停止をめぐる米中の協力についても話し合ったと説明しましたが、中国によるロシア産石油の購入に関しては話題にならなかったとしています。
一方、台湾については「まったく話題にならなかった」と話しました。
トランプ氏と習近平氏が会談 “レアアース輸出規制延期” “追加関税10%に引き下げ” 「10点満点で12点」と評価