実弾を使った陸上自衛隊の国内最大の演習「富士総合火力演習」が行われました。

今年で67回目となる演習には、自衛隊員およそ3000人が参加し、およそ76.6トン金額にして8億7000万円相当の弾薬が使われました。

今年は敵勢力による島しょ部への侵攻を阻止するために、洋上や沿岸部での戦闘を想定した演習が行われ、▽ヘリコプターからの隊員の降下のほか、▽無人ドローンが飛行しました。

また、今年度中に配備する予定の敵の射程外から攻撃を可能にする国産ミサイルに関連する装備品などが初めて公開されました。

演習には自衛官の深刻な“なり手不足”の解消を目指しおよそ3800人の青少年らが招待されました。