(ブルームバーグ):オリエンタルランドは28日、2035年度までに売上高1兆円を目指す長期経営戦略を発表した。クルーズ事業を新たな事業として確立し、2隻目のクルーズ船の就航も視野に入れている。
発表資料によると、新規参入したクルーズ事業について、28年度に就航予定の1隻目を軌道に乗せたうえで、2隻目の就航も検討する。通年稼働する29年度から黒字を想定しており、就航数年後には営業利益率は20%台後半と、テーマパーク事業を上回る計画。6つの既存ホテルはすでに95%以上の稼働率で、同社はさらなる需要があると見込み、東京ディズニーリゾート周辺で新規ホテルの増設を検討する。
同日会見した高橋渉社長兼COOは、「テーマパークやホテル事業で集客基盤をより強固にし、その集客基盤を活用してクルーズ事業を成長させる好循環を生み出す」と意気込んだ。
財務面では、29年度に営業キャッシュ・フロー3000億円レベル、自己資本利益率(ROE)については、24年中期経営計画期間の8%以上よりもさらに上の水準を目指すとした。また現行の株主優待に加えて、9月30日時点で同社株を100株以上保有している株主に対し、ディズニーパスポート1枚を配布する。
同時に公表した26年3月期については、売上高が入園者数の増加で前期比2.1%の増収を見込むものの、コスト増加などで営業利益が同7%減、純利益は同8.7%減を計画している。
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