トランプ次期米大統領は13日、フロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員を国務長官に指名する意向を確認した。2016年大統領選で共和党候補の指名を争ったルビオ氏を外交トップに起用する。

トランプ氏は声明でルビオ氏について「彼はわが国の強力な擁護者となり、同盟国にとって真の友人になる。敵対者に決して屈することのない勇敢な戦士になる。米国と世界を再び安全で偉大にするためマルコと協力することを楽しみにしている」と言及した。

16年大統領選でトランプ氏のライバルだったルビオ氏は、その後上院で次期大統領の最も忠実な支援者の1人となった。

ルビオ氏は経済大国として台頭する中国に強硬姿勢を取り、指名が承認されれば、中国の制裁対象の政治家が米国務長官に就任する初のケースとなる。パレスチナ自治区ガザを実効支配してきたイスラム組織ハマスと、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラに対するイスラエルの攻撃も同氏は支持してきた。

ウクライナへのロシアの侵攻を速やかに終わらせるというトランプ氏の立場を擁護する同氏は、協議を呼びかけているが、その結果として、ウクライナが領土の放棄を迫られる恐れもある。一方、北大西洋条約機構(NATO)の強力な支持者でもあり、加盟国の国防費支出が少ないと批判し、その有用性を疑問視してきたトランプ氏とは対照的な立場を取る。

ルビオ氏は上院の情報委員会と外交委員会に所属している。

原題:Trump Taps Rubio for Secretary of State as New Team Takes Shape(抜粋)

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