能登半島地震の被災地で、医薬品の供給を支援するため、薬局の機能を備えた車両と薬剤師が派遣されました。

日本薬剤師会の要請を受け、石川県輪島市に薬剤師と、モバイルファーマシーを派遣したのは、山梨県薬剤師会です。

モバイルファーマシーは、薬を入れる棚や発電機など調剤に必要な機材を備えた車で、県薬剤師会が2020年に導入し、今回初めて被災地に派遣されます。

薬剤師と、モバイルファーマシーは避難所を活動拠点として、医師が出した処方箋に基づき薬を処方します。

派遣される薬剤師 宮田尚子さん:
「モバイルファーマシーはたくさんの薬が積めるので助けになればと思う。大勢の人の気持ちを積んで行きたい」

被災地には6人の薬剤師が交代で派遣され、来月6日まで活動します。