山梨県の60代の会計年度任用職員が9月20日に酒気帯びの状態で車を運転してガードレールにぶつかる事故をおこし、警察に摘発されていたことが関係者への取材でわかりました。
なお県はこれまでに職員の摘発について公表していません。

酒気帯び運転の疑いで摘発されたのは県の会計年度任用職員の60代男性です。
関係者によりますと職員は9月20日の午後9時ごろ中央市の農道で車を運転している際にガードレールにぶつかる事故を起こしたということです。

その後、レッカー業者からの通報で警察官が検査をしたところ、職員の呼気から基準を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで摘発されました。

なお県はこれまでに職員の摘発について公表していません。

一方、今年8月末までに県内で起きた飲酒運転による人身事故は27件で去年の同じ時期のおよそ1.4倍になっています。

人口10万人当たりの件数は全国ワーストで県は2年ぶりに飲酒運転事故防止警報を発表しました。

職員が摘発されたのは警報を発表した翌日でした。