SNS上で犯罪の実行役を雇う、いわゆる闇バイトの募集が疑われる投稿に対し山梨県警が警告をはじめました。
「山梨」をワードにした投稿も含め2か月間で419件警告を出しました。

甲府市中心街で発生した高級腕時計の強盗事件。

高額で取引されるポケモンカードを狙った窃盗事件。

今年は山梨を含めた全国の各地でSNS上で募集した「闇バイト」が実行役になる凶悪な犯罪が相次ぎました。

これを受けて山梨県警は今年10月から「闇バイト」「裏バイト」「高額報酬の支払い」など犯罪実行者の募集が疑われる旧ツイッター「X」での投稿に対する警告を始めました。

県警は2か月間で419件の警告を行い、このうち「山梨」がワードに含まれたものが29件確認されたということです。

なお警告によってほとんどの投稿が削除されているということです。

県警サイバー犯罪対策課 曽我賢一郎次席:
犯罪グループは雇った人間を都合よく利用し、捨て駒として簡単に切り捨てます。闇バイトから抜け出せなくなって脅かされている、申し込んでしまった等、悩んでいる方、またそのような話を耳にした家族や友人は今すぐに警察に相談してください。

県警はX以外のSNS上の書き込みもパトロールする予定です。