山梨県道志村で議会のリコールを目指す住民グループが集めた署名について住民投票の実施に必要な有権者の3分の1を上回る見通しであることがわかりました。

道志村では2021年の村長選で不正投票に関与したとして長田富也村長の親族らが罰金の略式命令を受けました。

一方、議会では村長派が多数を占め、村長の不信任案などが否決されていることから住民グループが10月から議会のリコール=解散を目指し、住民投票を行うための署名を集めています。

期限の11月6日までに村内の有権者の3分の1にあたる462人以上の署名が必要で、関係者によりますとこれを上回る署名が集まる見通しだということです。

1人で複数の署名をする重複や選挙人名簿に名前があるかなどを選挙管理委員会が審査し有効と認められれば、議会の解散の是非を問う住民投票が行われることになります。