環境省が調べた今年の富士山の夏山シーズン中の登山者は約22万1000人で、コロナ禍前の水準に戻りました。
また、いわゆる入山料に協力した人の割合は過去最高の75.6%に達しました。

環境省が山梨、静岡両県の8合目付近で行った調査では7月の開山日から9月10日の閉山日までの登山者の数はあわせて22万1322人で、去年の約1.4倍となりました。

過去10年間で6番目に多く、コロナ禍前の2019年とほぼ同じ水準に戻りました。

また、登山者1人から任意で1000円を徴収する富士山保全協力金=いわゆる入山料に協力した人の割合は過去最高の75.6%に達し、金額は過去2番目に多い1億367万円余りとなりました。

なお山梨県は来年に向け、登山者を規制する条例の検討を始めています。