早くもインフルエンザに流行の兆しが見られます。

笛吹市や南アルプス市など山梨県内4つの市と町の学校で8月下旬からインフルエンザによる学年閉鎖や学級閉鎖が相次いでいます。

9月6日にインフルエンザによる学級閉鎖の措置を発表したのは、富士学苑高校、富士河口湖高校、吉田中学校の3校です。

県によりますと、2学期が始まった8月下旬以降、インフルエンザによる休業措置をとったのは笛吹市、南アルプス市、富士吉田市、富士河口湖町の小・中・高校と特別支援学校あわせて6校となります。

この時期の休業措置は過去10年で最も早いということです。

また1週間の患者数の平均は甲府、中北、峡東で流行入りの目安となる1人を超えています。

現在はワクチンも流通していないため、県は手洗いや咳エチケットなど予防策をとるよう呼びかけています。