電話詐欺の被害を防ぐため、笛吹警察署と地元の防犯団体が注意喚起するハガキを製作しました。

このハガキは笛吹警察署と地元の金融機関で作る防犯団体が共同でデザインしたもので、「電子マネー買ってきては詐欺」など最近の手口をのせた注意点が書かれています。

8月31日は防犯団体の和田賢治会長らが笛吹署を訪れ、完成したハガキ2500枚を渡しました。

山梨県笛吹市内では2023年7月末までに2件、総額約290万円の電話詐欺被害があり、アポ電は22件確認されています。

石和温泉駅の近くなど受け子が移動しやすい場所にアポ電が多い傾向があるため、駅周辺を中心にハガキを発送するということです。

笛吹警察署 小林友美 生活安全課長:
「今回お配りするハガキを是非電話のそばに置いていざという時に備えてもらいたいと思います」

電話詐欺抑止装置アナウンス:
この電話は振り込め詐欺などの犯罪被害防止のため会話内容が自動録音されます。

なお、山梨県警は県内の65歳以上の人を対象に電話詐欺抑止装置の貸し出しを無償で行っています。