残暑が厳しい日が続く中、山梨県南アルプス市で特産の甲州小梅を天日干しする作業が盛んに行われています。
記者:
南アルプス市にある梅の生産場です。生産の最盛期を迎えた甲州小梅が干されていて辺りには芳醇な香りが漂っています。
照り付ける日差しを受け、塩がキラキラと輝く甲州小梅。

南アルプス市鏡中條の食品加工場=長谷川醸造では、7月中旬から塩漬けした梅を天日干しする作業が行われています。
ハウスの中には約5トンの甲州小梅が並べられ、3日から4日かけ裏返しながらじっくりと干します。

今年は大粒のウメが多く、夏の気温が高い上に雨が少ないことからウメは順調に干しあがっているということです。

長谷川醸造 長谷川正一郎代表取締役:
お客様に美味しく食べていただくためには今この時期じゃないとできない。手を抜くことなくやっています。
天日干し作業は10月下旬まで続き、今、干している梅は11月ごろ全国のスーパーなどに出荷されるということです。