2023年の全国学力テストの分析と、授業改善のポイントを考える学力向上フォーラムが山梨県笛吹市で開かれました。

これは県教育委員会が開いたもので、公立小中学校の教員や指導主事など、約250人が参加しました。

会場では、2023年に実施した全国学力テストで山梨県は小学6年生は国語と算数、中学3年生は数学と英語が全国平均を下回ったことが報告されました。

県内の児童・生徒は根拠を明確にして記述する問題や、提示された情報を読み解いて答える問題に苦手な傾向があるということです。

こうした課題を克服するため担当者はパソコンなどの情報通信技術を、モノを調べるだけでなく、自身の考えを表現する場面でも活用していく必要があると話しました。

そして参加者は学校の授業で実際に使用する端末を使いながら、2学期からの活用法を話し合いました。