最優秀賞に輝いた1人、広島県に住む中学3年生、河村波音さんです。

波音さんの祖母は原爆が投下された8月6日が1歳の誕生日。

その日家族で爆心地から500mの写真館に向かう予定でしたが、家族の体調不良で取りやめたといいます。

その話を4歳の時に聞いた波音さん、世界平和に対する意識が芽生えました。

河村波音さん(広島県在住)
もしあなたの友人が戦争に巻き込まれたら、あなたはどうしますか?どうすれば私たちは、彼らを助けることができるのでしょうか。私たちには彼らを安全な場所に避難させようとしたり、お金を寄付することや、保存食を提供したり、戦争の反対運動に参加することができます。しかしながら、戦時下であると実際にはできることは限られています。そこで私が提案するのは、KIZUNA PROJECT FOR PEACEです。それは、世界各国の教育機関が主となって海外の学校と提携し国際的友好関係を築くことを目的としたものです。次世代を担っていく若者たちが国際交流を通じて友好関係を築けば私たちは必要な時にお互いを助け合うことが出来るでしょう。(英語で発表)

子どもたちが等身大で考えた世界平和に向けてのアイデア。

それぞれが自分の言葉で世界に届けていました。