28日も山梨県内は気温が上がり、甲府など5つの地点で猛暑日となりました。
一方、大気の状態が不安定で夜遅くにかけて1時間に40mmの激しい雨が降る所がある見込みです。
28日の県内は高気圧に覆われ、朝から気温が上昇しました。
最高気温は甲府と大月が36.9℃、勝沼が36.7℃と観測10地点のうち5地点で猛暑日となりました。

県内は熱中症警戒アラートが出され、午後5時までに熱中症の疑いで30代から90代の男女7人が病院に運ばれ、このうち3人が入院が必要な中等症だということです。

一方、昼過ぎからは大気の状態が不安定に。

県内は夜遅くまで雷を伴った激しい雨が降る所があり、28日に予想される1時間の降水量は多い所で40mmとなっています。

甲府地方気象台は低い土地の浸水や河川の増水、さらに竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。

県内は27日も天気が急変し、一夜明けて被害も。

笛吹市春日居町のモモ畑で木の枝が折れる被害がありました。
突風の影響とみられ一部は枝に実が付いたまま地面に落ちていました。

29日の最高気温は甲府で37℃、河口湖で33℃が予想されていて、3日連続で熱中症警戒アラートが出ています。

気象庁などは、外出はなるべく控えて室内をエアコンなどで涼しくするなど熱中症に警戒するよう呼びかけています。