中古車販売大手のビッグモーターが自動車保険の保険金を不正に請求していた問題で、国土交通省が28日朝から甲府店を含む全国34店舗に立ち入り検査に入りました。

雨宮恭太記者:
午前9時、国交省の職員がビッグモーター甲府店に立ち入り検査に入ります。

中古車販売大手のビッグモーターは、わざと車を傷つけるなどして自動車保険の保険金を不正に請求していた問題が全国で発覚しています。

国土交通省は実態を把握するため、28日午前9時から全国34の店舗に立ち入り検査に入り、甲府店には2人が検査に訪れました。

立ち入り検査では従業員から話を聞いたり、整備の記録を確認したりするということです。

この検査で道路運送車両法に違反する行為が確認された場合、国交省は整備場ごとに認められた車検場の指定の取り消しや、事業の停止などの行政処分を検討することになります。