認知症に関して気になるデータがあります。全国の認知症の行方不明者数は2022年はのべ1万8709人で過去最多となりました。

山梨県内は72人でこの10年間で4倍以上となっています。

増加する認知症の行方不明者に対して民間、行政でも様々な取り組みを始めています。そのキーワードは「最新技術」「身に着けるもの」です。

最新技術

芹沢年延記者:
認知症の高齢者がいなくなってしまった。そんな時でも安心してください。履いてますよ。


山梨県中央市にあるシステムインナカゴミが開発した「見守りシューズ」。

靴のかかとの部分に埋め込まれたGPSの位置情報で見つける事ができます。

システムインナカゴミ 中込裕社長:
靴は最終的にどんな方でも履いて出ていきますよね、という事になった。(新型コロナで)一時は減ったが、ここに来て問い合わせが非常に増えていまして、全国で300人くらいが履かれていらっしゃいます。

本当にすぐに見つかるのか、記者が見守りシューズを履いて探してもらいます。