山梨県北杜市のレジャー施設「清里丘の公園」を去年まで運営していた会社が、約6億円の負債を抱え、破産手続きの開始決定を受けました。
帝国データバンクによりますと、株式会社・清里丘の公園は2003年に設立され、県が所有する「清里ゴルフ場」などレジャー施設「清里丘の公園」の指定管理者として管理・運営を手掛けました。
2007年3月期には約8億3000万円を計上していましたが、周辺のゴルフ場との競合や新型コロナウイルスの感染拡大の影響などで収入が減少し、2021年3月期は3億9700万円にダウンしていました。
会社は今年1月から事業を停止して、7月11日に裁判所から破産手続きの開始決定を受けました。
負債額は約5億9800万円に上ります。

県によりますと、レジャー施設としての「清里丘の公園」は今年4月から別の企業が指定管理し、これまで通り営業を続けていくということです。