日本中の知事が山梨県に集まりました。
全国知事会議が山梨県北杜市で始まり、各都道府県の知事はワイナリーや水素の製造施設などを見学しました。

県内で初開催となる全国知事会議は25日と26日の2日間、北杜市で行われます。

開催に先立って24日は全国の知事らが県内の観光施設や研究施設を訪れました。
このうち甲斐市内のワイナリーには福岡や広島など6つの県の知事が視察し、オリジナルのワインを試飲しました。

このあとブドウを栽培する畑では、剪定した枝を炭にして埋めることで二酸化炭素を減らす4パーミル・イニシアチブに山梨県が全国でいち早く取り組んでいることの説明を受けました。

茨城県 大井川和彦知事:
茨城県もワイン生産しているが参考にさせてもらいたい。

一方、甲府市の米倉山の研究施設でも視察が行われました。

会場では再生可能エネルギーで水素を製造するP2Gシステムについて、県の担当者が模型を使って製造過程を説明し、先進技術をアピールしていました。

山梨県 長崎幸太郎知事:
全国知事会議を山梨の地でお迎えできることは私たちにとって大変な栄誉。

今回の全国知事会議は、少子化対策や脱炭素が重要な議題となり、25日からの会議で政府への提言内容を決める予定です。