まもなく旬を迎えるブドウに、新たな魅力が加わりそうです。
剪定作業で出た大量の枝を夏の風物詩の「花火」に生まれ変わらせる取り組みが、山梨県市川三郷町で始まりました。


市川三郷町にあるブドウ農園です。
デラウェアが色づき、収穫間近となっています。

樫尾昂記者:「今年のできは?」
ブドウ農家:「まあまあいいです」

順調に仕上がっていますが、ブドウの栽培過程で農家を悩ませていることがあります。




木屋園 青柳三十六 園主:
収穫終わって、秋になって12月とか寒くなったら選定作業がある。山盛りにするとここいっぱい、相当な量。うんざりする感じ。

剪定したブドウの枝です。

ブドウの品質を保つために必要な剪定作業ですが、廃棄される枝は毎年数百kgに上ります。
そこで町の伝統産業が、剪定した枝の再利用に乗り出しました。