するとその直後、静岡の川勝知事は会見で

静岡県 川勝平太知事:
水について行政単位を言うのは向かないと考えております。

記者:
山梨で出た水を静岡県の水という主張はしないということですか?
静岡県 川勝平太知事:
しません。

では調査を容認するのか問われると

静岡県 川勝平太知事:
いえいえ、それは違いますね。水は静岡・山梨両方流れているわけですから。この(調査での)水は静岡県から引っ張られているという前提のもとで議論をしているんですね。その懸念が払しょくされれば、どうぞやってください。

これに対して記者会見は大荒れとなります。

記者:
あとは静岡県が要請を撤回して山梨も静岡もボーリング調査をやってもいいですよと言うか言わないかだけだと思うが?
静岡県 川勝平太知事:
ともあれ懸念を払しょくして頂かないと...
記者:
ともあれではなくて!

記者:
山梨県側の水を静岡が引っ張っている可能性もあるのでは?

静岡県 川勝平太知事:
それは屁理屈ですよ。

記者:
知事は地質学の専門家じゃないですよね。むしろ文系ですよね?

静岡県 川勝平太知事:
理屈は自然系であれ文系であれ通ってないといけません。

記者:
であれば知事の理屈は誰よりも通ってないと思います。

静岡県 川勝平太知事:
分りました。反省します。

水を巡る議論は長いトンネルに入ったままです