「あなたのスマートフォンが不正に使用され賠償金が必要」と嘘をつき、男性から現金250万円をだましとったとして40歳の女が再逮捕されました。
女は「マッチングアプリで知り合った人に誘われて小遣い稼ぎつもりでやった」などと話しているということです。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは川崎市の自称アルバイトの女(40)です。
山梨県警によりますと女は他の人物と共謀して5月、大阪府に住む60代の男性に「あなたのスマートフォンが不正に使用され被害にあった人がいる」「数千万円の賠償金を支払わなければならなくなるから保険に入ったほうがいい」などと電話しました。
そして東京都内のアパートに送らせた現金250万円を入れた荷物を女が受け取りだましとった疑いが持たれています。
山梨県警は5月、山梨県北杜市に住む80代の女性から現金をだましとろうとした詐欺未遂の現行犯で女を逮捕し、アパートの家宅捜索でみつかった配送伝票などから今回の容疑が判明しました。
警察の調べに対し女は「小遣い稼ぎつもりでやった」と容疑を認め、「マッチングアプリで知り合った人に誘われた」などと話しているということです。
県警は女は電話詐欺のグループで現金受け取り役の「受け子」とみて共犯者や余罪を調べています。







