米津龍一気象予報士:
台風2号の動きがどうなるのか、最新の情報を見ていきます。

台風2号の予想進路図です。沖縄の南にある台風2号は、ほとんど停滞している形となっています。
勢力に関しては、29日には「非常に強い勢力」だったんですが、ワンランク落ちて「強い勢力」となっています。
その後、進路を北寄りに進めた後、ゆっくり進む予想となっていて、そこからスピードを上げる形となります。
4日の日曜日、まだ近畿の南にある形となりそうですが、この予報円の幅が大きいので、まだ どちらに進むかわからない状況となります。
ただ、今回に関してはこの台風2号の動きももちろん注目していただきたいのですが、それよりも注意が必要なのが、梅雨前線になりそうなんです。
あさって6月1日、木曜日には日本の南に位置する形となりますので、山梨県内に大きな影響はありません。

ところが、2日の金曜日。この梅雨前線が新たにまた出てくる形となりますので、そうなると山梨県内は、やはり雨の影響を受けやすくなります。


実際の雨の予想を見ていきますと、2日金曜日の朝、台風2号は離れているにも関わらず、やはりこの梅雨前線の影響を受けやすくなりまして、さらに3日土曜日に関しては、台風2号と離れている予想となっていますが、台風2号からの湿った空気をさらに受ける形となりますので、どんどん雨雲を発達させる予想と今なっています。

さらに横ですね、ちょっと赤い部分はありますけども、これがだんだん近づいてくる形に夜なりますので、この3日土曜日は特に大雨のリスクがありますから、最新の気象情報、台風情報とともに、こまめにご確認お願いできればと思います。