西垣キャスター:
そして、地震は時間を選びません。寝ているときに大きな揺れがあったら、まずどうしたらいいでしょうか。

山下さん:
まずは枕を頭へ乗せる、布団を身体にかけて身を守る、もう一つは家具が身体に倒れてこないように配置したり、出口を確保できるように家具を配置してください。

西垣キャスター:
夜間は暗いので懐中電灯や履物を枕元にあると安心ですよね。

山下さん:
スリッパは普段履き慣れていて良いのですが、避難するときは危ないので、履き慣れた靴を洗って置いておけば、足への負担も少ないので良いかなと思います。

西垣キャスター:
地震はいつどこで起きるか分からないので、その時々にどうするか、ご紹介した「知識」や「想定する」ことが大事ですよね。

山下さん:
それぞれ家庭が違うので、普段からイメージして考えていただければと思います。

西垣キャスター:
家族構成にもよりますので、お子さんやご近所の方と話し合うのも大切なのでしょうか。

NPO法人 災害・防災ボランティア未来会 山下博史 代表:
そうですね。家族、ご高齢の方、障がい者の方、様々いますので、ご近所との助け合いも考えてください。