西垣友香キャスター:
関東大震災から100年という事で地震への対策をテーマにお伝えしています。
強い揺れを感じたその時、どのような行動をとればいいのか?についてです。

かつての常識が今は事情が変わっている場合もあります。そこで今日はNPO法人 災害・防災ボランティア未来会の山下博史代表にお話を伺います。

ご自分だったらどうするかをお考えいただきたいと思います。

西垣キャスター:
まずは今、自宅で番組をご覧いただいている状況に近い場合を想定します。小嶋さん、大きな揺れがあったら、どうすればよいでしょうか。

小嶋優キャスター:
キッチンをお使いの方もいらっしゃると思うので、そうなると火が大丈夫なのかなと思います。

西垣キャスター:
そうですよね。山下さん、いかがでしょうか。

NPO法人 災害・防災ボランティア未来会 山下博史 代表:
ガス等は今は揺れてもメーターでストップするので、慌ててガスの栓を閉める必要はないです。
また、食器棚が倒れる危険性もありますが、それ以上にお湯や熱くなった油を身体に浴びる可能性がありますので、とにかく素早く台所から離れてください。
地震が起きたら机の下といいますが、机の種類や置かれている状況によっては、倒れた家具から出られなくなりますので、各ご自宅に合わせて一度見てください。