本格的な梅雨のシーズンを前に、気象庁は、災害を引き起こすような大雨をもたらす「線状降水帯」の発生を知らせる情報を25日からこれまでよりも30分早く発表します。

線状降水帯は発達した積乱雲が直線状に並び、大雨を長時間降らせる現象で、近年、災害をもたらす大雨の要因の1つとなっています。

山梨県内でも2017年8月に大月市付近で発生した線状降水帯が大規模な土砂崩落の原因となりました。

気象庁は、線状降水帯が発生したと判断した場合に発表する、「顕著な大雨に関する情報」を25日から予測技術を活用し、これまでより最大30分早く発表します。


この情報が発表されたエリアでは水害や土砂災害の危険性が急激に高まっていると考えられ、JNNでは情報の意味が明確に伝わるよう、これまで通り「線状降水帯発生情報」と言い換えてお伝えします。