山梨県の高校スポーツの祭典、県高校総体は2日目を迎え、陸上・短距離では前回王者が躍動しました。
陸上、11日の注目は200m決勝。
男子の優勝候補は、100mと400mでも優勝果たしている、韮崎3年、入月誠ノ介選手。200mも制して個人スプリント3冠を狙います。

準決勝では、大会記録もマークした入月、勢いそのままに挑んだ決勝!

コーナーまではリードを許すも、最後の直線で一気に加速。終盤で逆転し、21秒76で優勝!

今大会、個人スプリント3冠!
200mでは去年に続いての連覇を達成しました。

韮崎3年 入月誠ノ介選手:
3日間通して3冠できて、とても嬉しい。高校1年生の時はあまり成績がよくなかったので、そこから自分がここまでこられるとはその時は思っていなかったので、3年間しっかり続けてきて良かった。
一方、女子決勝は去年の200m王者の駿台甲府2年 岩間彩芽選手が優勝。

2連覇を達成しました。

駿台甲府2年 岩間彩芽選手:
嬉しいというより安心した面が大きいです。

優勝した岩間選手、100mでは2年連続で優勝を逃すなど思うような成績が残せない苦悩がありました。

岩間選手:
きのうの夜もお母さんと話したり自分がダメかもしれないと言ってしまったんですけど、お母さんに「練習したんだから大丈夫でしょ」と元気づけてもらった。
Q:帰ったら(母親に)何となんと伝えたい?
岩間選手:
記録をこれからも出していきたい気持ちを伝えて、これからもサポートをお願いしたいです。

男子三段跳びは、前回準優勝の甲府南3年 梶山佑生選手は足にケガを抱えながらの出場。

それでも14m52を記録し前回のリベンジを果たし、優勝です。

甲府南3年 梶山佑生選手:
ケガをしてから棄権しなきゃいけない種目が沢山あって、大会の三段跳びに懸けてきたので、きょうこそはぶつけてやろうという気持ちで頑張ってきました。

今大会は、同じ甲府南で前回優勝の長谷川選手を破っての優勝でした。
梶山選手:
去年負けた分、めちゃ悔しかったので、めちゃくちゃ嬉しい。

甲府南3年 長谷川湧汰選手:
悔しいところもあるがその分、学校での練習で埋めて南関東大会に臨んで最後は是非とも(自分が)勝って終わりたい。
梶山選手:
ともにライバルとして、良き仲間として頑張っていきたいと思う。
家族の支えやライバルの存在があって頑張る選手の姿が印象的でした。