清里高原の初夏の風物詩です。

山梨県北杜市にある県立八ヶ岳牧場で、県内の畜産農家から預かった牛の放牧が始まりました。

北杜市の県立八ヶ岳牧場では畜産農家の負担を減らそうと毎年、この時期にメスの牛を預かって放牧しています。

牛の放牧は八ヶ岳の初夏の風物詩で、8日は午前からホルスタインと黒毛和種の2種類の牛が次々と運び込まれました。

牧草地に放された牛はゆったりと牧場内を歩き、新鮮な草を食べていました。

放牧には牛の消化器官の成長や骨格作りを促す効果があるとされ、八ヶ岳牧場は約450頭を受け入れる予定です。

県子牛育成協会 菊島孝専務理事:
県内農家さんから大事な牛をお預かりします。お預かりした大切な牛をしっかり育てていきたいと思います。

牛の受け入れは10日までで、多くの牛が10月下旬までこの牧場で過ごすことになっています。