統一地方選の後半戦で、5期目を目指す現職と元県議の一騎打ちになった富士吉田市長選を展望します。

富士吉田市長選に立候補したのは届け出順に、いずれも無所属で現職の堀内茂さん(74)と新人の早川浩さん(54)の2人です。

弦間大記者:
継続か刷新か、今回の最大の争点は4期16年に及ぶ現職の市政運営の評価です。

現職で5期目を目指す堀内さん。地元選出の国会議員や県議などの支援を受け、外国人にも人気の市内の商店街から富士山へと続く「富士みち」の整備などを訴えています。

堀内さん:
誰にも頼らないでも生きていける持続可能な強い富士吉田をこれから必ず作ってまいります。

新人で元県議の早川さん。草の根的な運動で支持拡大を図り、政策では忠霊塔で有名な新倉山浅間公園の近くに高級ホテルの誘致を目指すことなどを掲げています。

早川さん:
人口は減る 働く場所がない この状況を決して継続してはいけません。

二人の候補は激しい対抗意識をみせています。

堀内さん:
歩みを止めることはできません。

早川さん:
現体制の5期20年は長い。

堀内さん:
政策に対して理念のない 根拠のない こんな候補者に私は負けてはおられません。

早川さん:
市民ひとり、ひとりと既得権益の戦いです。

堀内さん:
私は必ずやります。やりとげます。

早川さん:
継続させるわけにはいきません。


継続か転換か、富士吉田市長選の投票と開票は4月23日です。