「介護保険料の還付金がある」というウソの電話に手続きを代理で行った30代の女性が現金約100万円をだまし取られました。

被害に遭ったのは山梨県甲斐市に住む30代の保育士の女性です。

山梨県警によりますと4月5日、女性が勤務する保育園の70代の園長の家に市役所職員を名乗る男から「介護保険料の還付金がある」という電話がありました。

話を信じた園長は翌日、男の指示通りにATMを操作しましたが手続きが出来きませんでした。

これを付き添いで一緒にいた女性が電話で伝えると、金融機関のコールセンター職員をかたる男が「代理の受領であなたの口座に振り込みます」と話しました。

話を信じた女性は自分のキャッシュカードを使い、男の指示通りにATMを操作すると手続きが完了したということです。

その後、職場の同僚に詐欺被害の可能性を指摘され、口座を確認すると他人名義の口座に約100万円を振り込んでいたことが判明し、警察に被害届を出したという事です。