また、授業がリアルタイムで行われるため、講師の問いかけに発言したり、リアクションを取ったりすることも可能です。

甲斐ゼミナールの講師は:
「拍手とか声を実際に聞くことができるので、教室にいるような感覚でできてよかった」
「読み方が良くなっていくのが一日で分かるので、メタバースには可能性しか感じない」

子どもたちも、実際の授業とは違った学習の楽しさを感じているようです。

参加した子どもたちは:
「家にいながら授業が受けられてすごいと思った」
「(普段は)あまり発言しないが、メタバースは顔が映らないので簡単に発言できて楽しかった」

甲斐ゼミナール 長田正樹校長:
普通のオンライン学習だと、参加しているだけで自分が能動的にかかわる感覚が上手くつかめない。メタバース空間だと、自分で何かをしないとならないので積極性がでる。

このメタバースは、学習塾がない山間部や、親の送迎が難しい家庭、それに不登校の子どもたちにも学びの機会を提供できると期待を寄せます。

甲斐ゼミナール 長田正樹校長:
できるだけたくさんの子供たちが同じように(教育を)受けられる、そういう環境を作ってあげたいというのが私たちの願いです。

甲斐ゼミナールでは4月12日から、小学5年生から高校生までを対象にしたメタバースの学習塾を開講し、本格始動することにしています。