山梨県勢として32年ぶりに春のセンバツベスト4に進出した山梨学院。
県勢にとっては高い壁となっている準決勝突破に向け、現地からリポートです。

三浦正則アナウンサー:
県勢初の決勝進出をかけて山梨学院ナインは調整を行っています。

甲子園初のベスト4に進出した山梨学院。

30日は兵庫県内でおよそ2時間汗を流しました。ここまでチーム打率は3割超えで状態の良さが伺えます。

山梨学院高校3年 進藤 天主将:
疲労も無くて良い雰囲気で練習できている。試合ごとに反省点も出るが、それを全員が次の試合で無くそうと意識を持って練習に励んでいる成果が出ていると思う。

勢いに乗る山梨学院ですが、立ちはだかるのが「ベスト4」の壁です。

実は、県勢としては過去、春夏通じて7回ベスト4に進出していますが、全て破れています。

準決勝の相手は広島の広陵。今大会チームの打率、防御率ともに山梨学院を上回る成績を残しています。

山梨学院高校 吉田洸二監督:
(広陵は)走攻守にわたって優勝を狙えるチーム。ピッチャーがどれだけ踏ん張れるかにかかってくると思う。

エースの林は4試合のうち2試合を完投。

防御率1.34と安定したピッチングを見せています。

山梨学院高校3年 林 謙吾投手:
ここまでくると相手というよりは自分のコンディションと、どれだけ調子を上げて投げられるかが勝負になってくると思う。そこはあまり気負わずに佐仲(キャッチャー)のミットを信じて投げたいと思う。

県勢初の決勝の舞台へ!準決勝はあす31日午前11時プレーボールです。

山梨学院高校3年 進藤 天主将:
全員野球でチャレンジャーの気持ちを持って全力で戦いたいと思う。