山梨県韮崎市の園児が火災予防の願いを込めて飛ばした風船が150km離れた千葉市の消防署に届きました。
風船は「奇跡の風船」として保管され、千葉市で拾った消防士が保育園を訪れ園児らと交流しました。
すみれ韮崎保育園を訪れたのは千葉市緑消防署の油井厚久副署長。
韮崎市の園児と千葉市の油井副署長を結び付けたのは「赤い風船」です。
すみれ韮崎保育園の園児たち:
わたしたちは ぜったいに ひあそびは しません!
2022年11月、園児たちは防火を誓う短冊を付けた風船を飛ばし、150km以上離れた千葉市の消防署の近くで油井さんが拾いました。
油井さんはこの風船を保育園に贈り、園は「奇跡の風船」として大事に保管し、園児たちもお礼の手紙を送るなど交流を続けました。
卒園前に会えたらと、24日に油井さんが駆け付け、初めての対面が実現しました。
園児:消防士の数はどのくらいですか?
千葉市緑消防署 油井厚久副署長:(千葉市消防局の職員は)約950人です。
園児:えー!!
園児たちは:
「うれしかった」
「たのしかった」
「奇跡の風船」に短冊を付けた帆乃果ちゃんは将来の夢ができたそうです。
山田帆乃果ちゃん:
千葉県の消防士になることです。お手伝いできたらいいなと思います。
油井副署長:
非常に嬉しい。来て良かった。
1つの風船が結んだ絆。お互い忘れられない出来事になりました。







