山梨県内で高齢者の死亡事故が相次いでいます。

これを受け、県は事故への注意報を出し関係機関に注意喚起を求めました。

山梨県内では2月21日、富士川町で道路を横断していた75歳の女性がはねられ死亡するなど、1月24日から2月22日までに65歳以上の高齢者5人が亡くなる事故が相次ぎました。

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このうち3人は歩行者で、車を運転していた人も高齢者でした。

こうした中、山梨県は2月24日、高齢者の死亡事故が60日間で5件発生した場合に出す交通事故防止を呼び掛ける注意報を出しました。

注意報を出すのは2022年4月以来で、山梨県は関係機関に情報提供し防災無線や電光掲示板などで注意喚起を求めています。

山梨県内では2023年に入り2月23日までに260件の交通事故が発生し、前の年の同じ時期に比べ2人多い6人が死亡しています。