山梨県内は10日朝早くから広い範囲で雪となり、午後6時現在で甲府で20cm、山中湖で34cmの積雪となりました。

山梨県には一時、大雪警報が出されましたが、甲府地方気象台によりますと大雪の峠は越え、午後7時29分に警報は解除され注意報になりました。


浅川博仁記者:(山梨県 市川三郷町 午後2時半ごろ)
朝から降り続いている雪の影響で、既にひざ下まで積もっていて富士川の対岸は全く見えません。


記者:何時ぐらいから雪かきしてますか?

地域の人:7時半からです。


記者:今何回目ですか?

地域の人:3回目。


地域の人:ちびちび降ってくれればいいのだが、一度に降られると大変。


午後6時現在の積雪は甲府で20cm、河口湖で23cm、山中湖は34cmなどとなりました。

甲府地方気象台によりますと、前線を伴った低気圧が紀伊半島の南にあって発達しながら東北東に進んでいます。

この低気圧は11日はじめにかけて本州の南岸を東北東に進むとみられ、このため、山梨県では10日夜遅くまで広い範囲で雨や雪が降る見込みです。

気象台ではこれまでに降った大雪による路面の凍結、電線や樹木の着雪、なだれに引き続き注意を呼び掛けています。