物価が高騰する中、支援を求める家庭が増えているフードバンク山梨。
その活動を応援しようと、甲府市の電力会社が電気料金の売り上げの一部を寄付しました。

寄付をしたのは、山梨県内で電力供給をする地域新電力「ヴィジョナリーパワー」です。

この会社では、電気料金のうち電力会社の切り替えに伴う割引分を、フードバンク山梨への寄付に充てるプランを実施しています。

このプランによる寄付は2回目で、6日は協力する県内企業7社の2021年4月から2022年3月までの電気料金の一部、29万5017円をフードバンク山梨に寄付しました。



フードバンク山梨 米山けい子理事長:
物価高騰、コロナ禍で非常に生活が苦しくなっている人が増えていて、私たちのところへ申請数も2倍、3倍と増えている。電気を通して私たちを応援しようという志の高い企業、本当にありがたい。


ヴィジョナリーパワー 戸田達昭CEO:
フードバンクへの支援は絶対に続けていくし、(ヴィジョナリーパワーとしては)各種課題解決のための財源をつくるのが目的なので、どんどん色々なメニューをつくって応援していく。

フードバンク山梨では、今回の寄付を子育て世帯への食品配布や乳幼児のいる家庭のためのミルクやおむつの購入代に充てるということです。