最強寒波の緊急支援として山梨県は生活困窮世帯に対し、灯油と交換できる券を配布しています。

甲府市では、連日多くの人が受け取りに訪れています。


県は、1月25日から、最強寒波の緊急支援として生活に困窮する世帯を対象に、暖房用の灯油18リットルと交換できる券を配布しています。


必要な人は県の相談ダイヤルに連絡し、その後、住んでいる市町村の社会福祉協議会で灯油券を受け取り、指定されたガソリンスタンドで引き換えます。

所得などの基準はなく、生活状況の聞き取りで判断し、県は約2000世帯の配布を見込んでいます。

このうち甲府市の社協では1月27日、午後5時までに335世帯以上に灯油券を配りました。

受け取った女性:
ありがたい、何よりありがたい。(灯油が)なくて寒い思いを何日もした。


甲府市社会福祉協議会福祉サービス課 中澤勝也課長:
初日が80件を超えて、多くの人が来ている状況。できる限りスムーズな交付ができるように取り組みたい。


灯油券の配布と利用の期限は1月31日までです。


なお、28日と29日も電話で受け付け、一部を除き社協での配布も行います。