山梨県笛吹市の浅間神社では今、初詣の参拝者のための縁起物作りがピークを迎えています。

12月20日は神職が「魔を破る」という意味を持つ、破魔矢と絵馬作りに追われていました。

神社では破魔矢だけでおよそ5000本を用意する予定です。

中では干支の張り子を付けたものが一番の人気で、2023年の干支、ウサギの張り子を一本一本丁寧に取り付けていました。

また神社の花、桜を描いた絵馬には淡いピンク色で色付けを行いました。

甲斐國一宮浅間神社 須田順子 権禰宜:
卯年が飛躍ある年でありますように、皆さんの幸せを祈り、作っています。

なお神社では混雑を避けて年内に新年の縁起物などを求める「幸先詣」を12月10日から受け付けています。



甲斐國一宮浅間神社 古屋真弘 宮司:
神社もコロナの対策をしっかりとりながら皆さんを待っているので、年内にそういったものを求めてもらい正月の初詣には三が日を含めて、都合の良い時に来てもらえればと考えている。
境内には十二支の石像が並んだ回廊があり、多くの人が初もうでの際に新年の干支と自分の生まれ年の干支をお参りする「干支参り」も行うそうです。

笛吹市の浅間神社では正月三が日に、コロナ禍以前の水準のおよそ5万人の参拝を見込んでいます。







