
こちらは山梨県内65歳以上の認知症の人の数の推移です。
高齢化社会を反映するように年々増加し、今年4月がおよそ2万8000人となり、この16年間で2倍近くに増えました。
65歳以上で認知症の疑いがある人は11.2%に上ります。
こうした状況でポイントとなるのが「共生社会の実現」です。

8月30日に甲府市内で開かれた認知症カフェです。認知症の人とその家族、地域住民などが集まり専門的なサポートを受けます。
認知症カフェは県内60か所以上で毎月1回開かれ、脳を活性化体操や認知症に関する勉強会の開催で地域の人たちがつながる場になっています。
参加者は:
「楽しみにしている。月に1回しかないけど人と接することが一番良いんじゃないですか」
「学習の一環だと思って参加している」

オレンジカフェ朝日 後藤貴仁代表:
「門戸を広げて市民にいつでも気軽に参加できるようになっている。ぜひご参加ください」