大月空襲…

終戦のわずか2日前、1945年8月13日の午前8時15分ごろから およそ30分、大月市内はアメリカ軍による爆撃を受けました。

天野さん:
「まさか空襲を受けるとは思わなかったが、敵の飛行機が近づいていることだけはわかった」

天野さんは駆け足で自宅へ戻り、家じゅうの布団を集めて家族全員で潜りずっと怯えていました。

天野さん:
「怖かった。本当にみんなで下へ潜り、耳と目をふさいで潜っていた。潜った後ですぐ上の畑のところに(爆弾が)落ちたときだと思う。家がかなり揺れた」