29日午後山梨県甲州市の中央道上り線で車両3台の玉突き事故があり、1台が激しく燃えました。
燃えた車両の運転席で動けなくなった男性を、停止した車両のドライバーらが救出したとみられています。

甲州市勝沼町の中央道上り線で29日午後2時ごろ撮影された映像です。
白の乗用車がフレームを残して真っ黒に焦げています。
県警高速隊によりますと、29日午後1時過ぎ渋滞で停止したオートバイにトラックが追突し、さらに後続の乗用車が追突して炎上しました。
乗用車は全焼し、近くに停止した車両のドライバーらが燃えた車の運転席で動けなくなった人を外に運び出したとみられています。
目撃者は:
「火災車両の中に運転手が乗っていた。運転手がけがをして痛がっていた。それを4,5人の男性が引きずり下ろした」
乗用車に乗っていた人は30代の男性で詳しい容体は分かっていませんが、病院に運ばれた時に意識はあったということです。
事故の影響で中央道の上り線は一宮御坂インターチェンジから勝沼インターチェンジの間が約3時間半通行止めとなりました。