山梨県内4つの市のゴミ処理を担う「甲府・峡東クリーンセンター」を運営する組合で業者に支払う委託料が未払いとなっていた問題で、組合側が今月、およそ2億6900万円を支払ったことが分かりました。

甲府市と峡東地域3市の家庭ゴミなどの処理を担う「甲府・峡東クリーンセンター」を運営する組合は、ゴミ処理業務を兵庫県にある企業に委託し毎月、委託料を支払っています。

この委託料のうち今年3月分について期限だった5月末までに支払われず、未払いの状態となっていましたが、組合によりますと7月15日に未払いとなっていたおよそ2億6900万円を支払いました。

組合の聞き取りに担当の職員は「処理を失念していた」などと話しているということで、処分を検討しています。

なお着服などは確認されず、業者には謝罪したうえで遅延金などの支払いもないということです。