山梨県富士川町特産のユズの魅力を甲府第一高校の生徒が研究し、その成果を発表しました。
生徒たちはユズに親しむきっかけにしようとマドレーヌも開発しました。
甲府一高探究科3年生の4人の生徒は1年半かけて富士川町特産の穂積のユズの魅力を調べ、29日 望月利樹町長らを前に研究成果を発表しました。

調査ではユズを好きな人がおよそ80%いるのに対し、穂積のユズの知名度が10%余りにとどまっていることや、多くの人がユズを食べ物ではないと認識しているとしています。

そこで、ユズに親しむきっかけにしようと甲府市の洋菓子店と連携して穂積のユズを使ったマドレーヌを開発し試食が行われました。
望月利樹 富士川町長:
「ユズの香りがふわーっと湧き出て、ユズの未来が見えてくる」
穂積のユズを研究 甲府一高探究科3年 長田彩美さん:
「穂積のユズを知らない人がいっぱいいるので、これからも発信すべきだと思った」

富士川町などは研究成果を穂積のユズのPR活動に役立てる予定です。