【令和7年 台風第9号に関する情報】(28日午前5時45分)
台風第9号が29日にかけて、小笠原諸島に最も接近し、その後31日頃にかけて小笠原近海で動きが遅くなる見込みです。小笠原諸島では、うねりを伴った高波に警戒してください。また、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、強風に注意・警戒し、落雷や突風に注意してください。
[気象概況]
大型で強い台風第9号は、28日3時には小笠原近海にあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルで中心の南東側150キロ以内と北西側110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
台風は、今後、小笠原近海を北上し、29日にかけて小笠原諸島に最も接近するでしょう。その後31日頃にかけて小笠原近海で動きが遅くなるため、台風の影響が長引くおそれがあります。