物価高騰対策として、山梨県富士吉田市は水道と下水道の基本料金を無償化すると発表しました。

水道と下水道の基本料金無償化は、富士吉田市が物価高騰の独自の支援策として打ち出したもので、期間は2025年8月から2026年3月までの8か月間です。

一般家庭や企業など、市内全域の水道約1万9800件、下水道約6600件が対象です。自動的に無償化されるため申請などは必要ありません。

市によりますと、上下水道を使用している一般家庭の場合、無償の期間中約1万3500円の支払いが免除されるということです。

関連予算約1億9500万円が25日の6月議会で議決し、市は「市でできることを素早く行い、市民の負担軽減をはかっていきたい」としています。