去年の4月から12月に山梨県内の公立学校で確認されたいじめの件数が小学校で3%、中学校で6%減少したことがわかりました。

これは24日に開かれた県のいじめ対策連絡協議会で報告されたものです。

それによりますと、去年4月から12月に県内の公立学校で認知されたいじめの件数は、小学校で5726件、中学校で997件でした。

過去5年間で最多だった前の年度より小学校で2.9%、中学校で5.9%減少し、いじめの減少について県教育委員会は各学校で丁寧に対応したためと分析しています。

いじめの内容は小中学校ともに「冷やかしやからかい」が最も多く次いで「軽くぶつかる、蹴る」「仲間はずれ、無視」となりました。

また出席者からは「最近はスマホやSNSでのトラブルが増加傾向で、学校現場でのいじめの把握が難しい」という意見も寄せられました。