山梨県内初のプロ野球球団、山梨ファイアーウィンズが参戦するルートインBCリーグが5日に開幕しました。
チームは敗れはしたものの、見せ場たっぷりの試合となりました。

5日に富士吉田市で行われた開幕戦には727人の観客が訪れました。

観客は:
「嬉しいことですね、これから(山梨の)野球界を盛り上げてもらいたい」
「見られてとてもうれしい。楽しみ」
「ゲッツーのプレーとか守備の動きをを見てみたい」

開幕戦の相手は、去年の独立リーグで日本一になった長野の信濃グランセローズです。

1回表をゼロで抑えたファイアーウィンズはその裏、ランナー1塁で2番保科がセンターオーバーのタイムリー3ベースヒットで先制、この回さらに2点を加えます。

3回には4番に入った南アルプス市出身の19歳、日本航空高校から入団した星野夏旗、その初球、グングン伸びた打球は左中間スタンドへBCリーグ、チーム初のホームランです。

しかし試合は4回と5回に信濃に得点を許すと、6回には2番手ピッチャーの甲府城西出身の橘田が、信濃打線につかまり7対4と逆転されます。

さらに7回信濃に満塁ホームランを浴び11対4で敗れ、ファイアーウィンズの開幕戦勝利はなりませんでした。

山梨ファイアーウィンズ 五島監督:
「初回から点を取れたが投手陣が守り切れなかった、少し後手後手に回った反省もある」

BCリーグには関東・甲信地域と福島の8チームが参加し、9月までのシーズンで58試合を戦います。