腰痛の一種を改善するベルトを山梨県上野原市のメーカーが開発しました。
プロの手の技を再現する部品が特長です。
「医療」と「ものづくり」の連携が実を結びました。
■発案は日本代表チームのトレーナー 痛みを取り除くスペシャリスト

桐蔭横浜大学 教授 成田崇矢さん:
動きに対して力を加えて関節の位置を修正する。
桐蔭横浜大学の教授 成田崇矢さんです。
水泳飛込競技 日本代表チームのトレーナーを務め、東京の腰痛改善スタジオでは治療希望者が4か月待ちという痛みを取り除くスペシャリストです。

桐蔭横浜大学 教授 成田崇矢さん:
手でずらすときは繊細ですね。この手の代わりのものを装具でつくった。

それが、成田さんの発案で商品化した「マックスベルトSJ」。

腰痛の一種、仙腸関節障害を改善するサポーターです。

桐蔭横浜大学の教授 成田崇矢さん:
仙腸関節というこの骨盤や関節があるんですけど、ここの障害があって痛みがものすごく強い人が時々いる。

腰痛に悩む人の2割ほどが、この仙腸関節障害だといいます。