江戸時代から受け継がれている伝統工芸です。
和紙に繊細な透かし細工を施す切子の展示が、山梨県南アルプス市で開かれています。
山梨県南アルプス市の沢登地区に伝わる切子は、15枚ほど重ねた和紙にツキノミと呼ばれる刃物で図柄や模様を透かす切り紙細工で、山梨県の無形民俗文化財に指定されています。
江戸時代初期から地域の住民がお守りとして作り続けています。
2022年は沢登六角堂に保存会の会員や、地元の豊小学校や巨摩高校の児童生徒が作成した53点が奉納されました。



図柄は仏像や歴史上の人物、アニメキャラクターなど様々で子どもたちの健康を願い成長の早い麻の葉の模様を添えるのが決まりです。
沢登切子保存会 名取守会長:
切子は六角堂の祭典にはなくてはならないものなので、閉ざすわけにはいかないので、引き継いでもらいたい。1人でも2人でもいてもらえれば。
切子の展示は10月13日午後9時頃まで行われています。







