9月、静岡県を襲った豪雨災害の被災者支援です。

無料のレンタカーサービスを展開する団体が山梨県内で車の寄付を呼びかけました。

静岡県では9月の台風15号による大雨で大規模な浸水や土砂災害が相次ぎました。

車の被害も深刻なことを受け、10月12日は全国の被災地で無料レンタカーサービスを展開する日本カーシェアリング協会が、山梨県内で車の寄付を呼びかけました。


日本カーシェアリング協会 吉沢武彦 代表理事:
(静岡県では)自動車販売店が被災して集めにくい状況にある。1台あると生活が前に進んでいくので、ぜひ力を貸してほしい。

協会は10月11日から静岡市内で無料のレンタカーサービスを行い、乗用車は最長14日間、軽トラックは2日間、貸し出しています。

被災者:
通勤、子供の送迎、買い物も出来なくて、ずっとネットで買い物していた。

協会は40台確保していますが、申し込みはおよそ120件あり支援が追い付いていないということです。

このため、車検付きで安全な走行に支障がない車を条件に寄付を募っています。

なお、寄付された車は協会名義に変更するため返却はされません。